頭皮全体に効くツボで抜け毛を止める

朝起きると、枕に抜け毛が多くなっている。シャンプー後、排水溝に落ちた抜け毛の東が気になる。ブラッシングすると、毛がいっぱい抜けている!

しかし、それらは気にしすぎなのかもしれません。約10万本あるといわれる頭髪は、毛根の底で新しい髪が作られ、毎日絶え間なく生え替わ
っています。そのため、一日に多いときでナント400~500本は抜けるといわれます。特にロングヘアの人は、30~40本抜けているだけでごっそり抜けたという印象をもつのかもしれません。

前述したようなことは、髪の生え替わりのサイクルとして抜けるのはふつうのことです。しかし、いつもより抜ける量が多いときは、頭皮や毛細血管が健康でないというサインです。十分な栄養が毛母細胞に届かず、髪がやせ、抜けていっているのです。

頭皮の血行をよくするツボで、生え替わりのサイクルを正常にしましょう。角孫は、耳の上の髪の生えぎわのあたりにあるツボ。耳を前に折ると、位置をみつけやすいでしょう。頭やうなじのこわばりをほぐし、頭全体を軽くします。そのほか、歯痛、耳鳴りや眼精疲労などの症状にも効果があります。

頭皮の血行をよくするツボ押しは、高温多湿の場所で行うと、発汗作用もあり一段と効果がアップします。身近な場所は、ご存知のお風呂。体全体が温まって血行がよくなるうえ、頭皮の毛穴が開いて、皮脂の汚れもとれやすくなります。湯船につかったときと、シャンプーをするときにツボを押せば、日中のツボ押しよりも、倍以上の効果が出ます。

毎日ヘッドスパに行っているのと同じ効果が得られるのです。

薄毛は、女性にも多い悩みです。毛の長さや量は変わらなくても、加齢によって髪の一本一本が細くなり、ハリやコシ、ボリュームがなくなることで髪全体が薄くなり地肌が透けて見えるようになります(びまん性脱毛症。男性の薄毛の原因の多くは、AGA【男性型脱毛症】)。

ヘアサイクルの早い時期に髪の成長が止まってしまい、緇くて短いうぶ毛が増え、太く長い健康な髪が減り、薄くなる状態です。額の生え際や頭頂部から薄くなるのが特徴で、成長期の髪が減って毛根が徐々に縮小していきます。男女関係なく、ストレスなどで男性ホルモンの分泌が高まり、AGAを引き起こすことがあります。

AGAの悩みをもっている人の大半が、薄毛になるにつれて皮脂の分泌量が多くなったと感じています。しかし、これは髪の毛が少なくなってきたために皮脂の分泌が多くなったと感じているにすぎません。

皮脂が毛穴を詰まらせるという考えはもう古く、髪の毛を何日も洗わない人は薄毛になるということもありません。ただ、あまり不衛生にしていると、皮脂にほこりや細菌がつきやすくなり、菌が繁殖すると毛根が炎症を起こします。炎症は頭皮の血行不良を引き起こして栄養素が毛根に届かなくなってしまい、薄毛になる可能性は十分に考えられます。

通天への刺激は、健康な髪の生え替わりを促し、頭皮の血行を改善します。また、毛髪のトラブル全体に効くツボで、ツヤ・コシも与えてくれる「美髪ツボ」ともいわれています。「通」は通る、「天」は体の高い位置にあることを示します。百会より斜め前に2ヵ所あるので、白髪が気になる人はいっしょに押すといいでしょう。シャンプー時に百会と通天を通るように、指の腹で円を描くようにマッサージします。

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糖質制限で毛髪力がよみがえる

糖尿病と薄毛の改善には、カロリー計算よりも糖質制限が必要ということを、もっと早くに気づいていればよかったのです。

しかし私は、現代医療が示すこと、しかも専門医が語ることが間違っているとは当時は思いもしませんでした。

まずは日常生活の改善、によって高血糖が治まらない場合、薬物療法を行います。インスリン製剤を投与するのです。治療のおかげで、私の血糖値はやや高めで推移しつつも、なんとか無事に過ごしていました。

ところが、2010年に再び急激な体重の減少が始まったのです。ウェストやお尻の脂肪だけでなく、筋肉までも急激に失われていくのを感じました。調べると体重は5キロ減り、空腹時の血糖は450mg/dL以上になっていました。

ふりかえってみれば、前回も今回も、体力が落ちる夏場に高血糖が起こっていました。このとき私は、はっきりと気づきました。糖質のとり過ぎと疲れ、ストレスによってすい臓のβ細胞が疲弊することが、糖尿病を発症させる原因になっていたのです。

「総摂取エネルギーの約6割を糖質からとる、なんて治療法をしていては、糖尿病を治すどころか、大変なことになってしまう」。そう考えた私は、糖尿病の克服にむけて、国内外の文献を読み漁りました。

そして、日本では高雄病院理事長が糖質制限食を提唱していることを知りました。この食事療法はきわめて簡単です。カロリー総数はあまり気にせず、糖質を抜けばよいだけです。食事のたびにカロリー制限にイライラしなくてもよくなったことだけでも、どれほど心身を安定させてくれたでしょうか。

世間一般では、「ブドウ糖は脳の唯一の栄養素」といい、「糖質制限をすると、頭がボーッとして脳機能が悪くなる」と脅す人もいますが、そんなことはありません。そもそも脳の栄養となるのはブドウ糖だけではないのです。人間の体とはそんなに単純ではありません。脳が働かなければ生命を維持できないというのに、たった一つの栄養素に頼り切るはずがないでしょう。

糖質制限を始めると、わずか2週間で私の高血糖は空腹時血糖が90mg/dLまで低下しました。それだけではありません。中性脂肪も減り、善玉コレステロールと呼ばれるHDLの値が増加しました。体重も10キロも減り、ダイエットにも成功しました。

何よりも嬉しかったのは、髪の毛に元気が戻ってきたことです。

糖質制限により血糖値が落ち着くだろうことは、予測していたことです。体調の改善も、ダイエット効果も期待していました。けれども、髪の毛の状態までよくなっていくとは、思ってもいませんでした。

ここから私は薄毛と糖質制限の関係性に俄然、興味を持ち始めたのです。

 

白米でハゲる

重度の糖尿病になったなんて、お恥ずかしい話ですね。しかし、だからこそわかったこともたくさんありますし、糖尿病とハゲの関係をみなさんにお話ししたいと思うようになりました。

私か糖尿病だと気づいたのは、60歳のころです。

インドネシアで、長期にわたる仕事をしているときでした。暑いさなか、激しい活動が連日続きました。脱水症状の予防のため、スポーツドリンクを朝に夜に飲み続けていました。すると、体が急激にやせてきたのです。

わずか一週間でウェストも腕の筋肉も細くなり、体重が5キロも減ってしまいました。尿はやけに泡立っています。なめてみると、甘みを強く感じました。

慌てて血糖値を計ると、空腹時で500mg/dLを超えていたのです。正常値は80~110ですから、明らかに異常といえるでしょう。

近年、初夏から初秋にかけて、熱中症を起こして5万人以上もの人が救急車で運ばれています。死の危険性の高い症状だけに、予防法が声高にうたわれますが、熱中症予防のためといってスポーツドリンクをがぶ飲みしては絶対にいけません。スポーツドリンクには、ペットボトルー本(500ml)に20~30グラムもの糖分が入っています。具体的にいえば、スティックシュガー10本分にも相当します。

熱中症が問題なのは、汗として水分と一緒にナトリウムが出てしまうことです。補充しなければいけないのは、糖分ではなく塩分と水分です。ところが最近では、スポーツドリンクが熱中症予防の第一選択肢のようにとり上げられます。そんな情報に惑わされ、スポーツドリンクをがぶ飲みして起こる急性の糖尿病を俗に「スポーツドリンク症候群」といいます。そして、スポーツドリンクのような清涼飲料水も抜け毛を増やす一因になります。

私の場合、長年にわたるストレス過剰の生活の中で暴飲暴食をくり返し、糖質を大量に摂取していたことによって糖尿病になる土台がつくられていたのだと思います。

そこに、ペットボトルを連日がぶ飲みしてしまったために、いっきに血糖値が上がり、重度の糖尿病を起こしてしまったのでしょう。

帰国後、私は糖尿病専門医に主治医になってもらい、食事療法の指導を徹底的に受けました。日本糖尿病学会が推奨する食事療法は、カロリーの数値を重視し、エネルギーの約6割を糖質から摂取するというものでした。

糖尿病になると、食事制限のわずらわしさにつきまとわれることになります。とくに面倒なのはカロリー計算です。身長から1日のエネルギー摂取量の目安を割り出し、その数値を80Kカロリーで割ります。糖尿病の食事療法では80Kカロリーを1単位という呼び方をし、「あなたは、1日に何単位までしか食べてはいけませんよ」と注意を受けるのです。食事に単位をつけて細かな計算をさせるような食事療法を継続するのは大変で、私の高血糖は薬物療法に頼ってようやく安定するようなありさまでした。

このときの食生活をふり返ってみると、私はカロリー制限ばかり考えて食事をしていました。指定の数値以内であれば、主食をきちんととることを指導されていましたから、白米もラーメンも、餃子も、パンも、食べてしまっていたのです。

実は、これがいちばん体にも髪にもよくなかったのです。これこそがハゲの原因のひとつなのです。

糖尿病は、すい臓のラングルハンス島のβ細胞から分泌されるインスリンに問題が生じて起こります。インスリンというホルモンには、血液中のブドウ糖を細胞にとり込ませて、エネルギーとして利用させたり、蓄えさせたりする働きがあります。このホルモンの分泌量が減ったり、その働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内にうまくとりこまれず、エネルギーとして活用されなくなります。血糖値が高くなったり、尿に糖が出るようになったりするのは、ブドウ糖が体内であふれてしまっているためです。私のように急激に体重が減る人も少なくありません。これはとても危険な状態です。

ただ、何よりも怖いのは、合併症です。血管や神経がボロボロになるなど、体のあちこちに障害が生じます。抜け毛が増え、薄毛が進行し、場合によってはツルツルになってしまうのも、合併症の一つといえるでしょう。

生活習慣が原因で生じる糖尿病は、インスリンは分泌されているものの、働きが悪いために起こります。インスリンの活動量が落ちてしまう最大に原因とは、糖質の過剰摂取のせいなのです。ブドウ糖が常に体内に大量に入ってくることによって、β細胞は対応しきなくなってしまい、疲れ切り、機能がおかしくなってしまうのです。

こうして考えてみれば、糖尿病の治療に必要なのは、カロリー計算ではなく、糖質制限であるのは明らかだったのです。

糖尿病だからと、単にカロリー制限をしても、抜け毛は止まらないのです。

 

ハゲは単なる老化現象か

50歳のころ、私は鏡を見るたびに憂鬱な気分におちいっていました。セットした髪の問から地肌がちらほらと見えるようになってきたのが原因です。

「男だもの。いずれハゲるかもしれない」、覚悟のようなものはあったものの、薄毛を実感し始めたときの気持ちといったらないでしょう。心までまで老け込んでいくようでした。

あれから20年問が過ぎました。

私は、ツルツル頭にならずにすみました。同世代の集まりに参加したときなどは、「お前はどうしてそんなに髪がたくさんあるんだ?」とうらやましがられるほどにまでなりました。50歳の自分と見比べてみても、76歳の今のほうがフサフサしていると自慢できます。

なぜ、私の毛髪は、よみがえったのでしょうか。

50歳でハゲに気づいてからの10年間は、「ハゲに効く」といわれるならば、どんな方法でも試してみました。頭皮マッサージはもちろんのこと、鵞毛剤も育毛剤も使いました。

友人にすすめられれば、少々高価な薬剤にも手を出しました。髪の毛に月数万円はかけていたでしょうか。しかし、いずれの方法も、髪の毛が私の頭皮から離れていくのを止めてはくれませんでした。

薄毛は老化現象の一つといわれます。しかし、みなさんが薄毛に悩まされ始めたとき、生活の中に何か原因と思われる悪い習慣が潜んではいなかったでしょうか。

私にはあります。ハゲの進行に思い当たる節があったのです。

このころの私の体調は、まさしくカタカタでした。仕事や自らのこと、たびたびの海外出張などで、寝る問も惜しいほどでした。そんな自分でもどうしようもないほどの過度のストレスを、食べることで発散するようになりました。

昼食は、こってりラーメン、半ライス、餃子を食べるのが定番の一つでした。白米やパンも大好きでした。中国に出張した際には、大盛りのチャーはンを1人で2杯も平らげていました。疲れたときにはアイスクリームやチョコレートなど甘いものを口にしては、ひとときの幸福感にふけっていました。

まさに不養生、そんな生活は、まもなく体に病気をつくり出しました。重度の糖尿病になってしまったのです。

「糖尿病の人にハゲが多い」

「糖尿病が治れば、ハゲも治る」

こんな話は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

糖尿病とハゲの関係を一種の都市伝説ととらえる医師は少なくありません。しかし、両者の関係性は強いと私は考えます。糖尿病は体内の栄養状態を悪くする病いだからです。もっと端的にいえば、炭水化物です。

そしてこのとり過ぎが影響していると考えられます。炭水化物のとり過ぎは、糖尿病も引き起こしますが、脱毛もうながします。実際に私も炭水化物を控えるようになったら、それだけで髪に元気が戻ってきました。

炭水化物は、ご飯やパン、麺類などの主食となる食品の主栄養素です。「炭水化物=糖質+食物繊維」とも言うことができます。毛髪に悪影響を及ぼすのは、炭水化物から食物繊維を除いた糖質です。玄米から食物繊維を落とした白米、白い小麦、白い砂糖などは、過剰に摂取すると愛すべき髪の毛を失う原因となるのです。